高田崇史Official Web Site -club TAKATAKAT

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ESSAY

今年もありがとうございました。

2022年もいよいよ押し詰まってきましたが、

皆様いかがお過ごしでしょうか。

久々の「Essay」ですが、

たまには(?)一年を振り返ってみようと思います。

1月には(正確には2021年末発売の)

「小説現代1・2月合併号」に、

短編「修善寺の鬼」を書かせていただきました。

内容は例によって、

北条時政や政子の秘密などなどです。

同月、文庫『源平の怨霊』が上梓されました。

これはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と時期を同じくして

(過去にも2、3度ありましたが)

非常に驚きました。

3月には星海社より上梓された

『編集者 宇山日出臣追悼文集』に、

宇山さんとの思い出を少し書かせていただきました。

また、13人の作家によるオムニバス

講談社文庫『読んで旅する鎌倉時代』に

「修善寺の鬼」が収録されました。

そして「QEDシリーズ」第25弾(多分……)

『QED 神鹿の棺』が上梓されました。

内容は、常陸国・東国三社の

「鹿島神宮」「香取神宮」「息栖神社」にまつわる

非常に大きな謎に関してです。

講談社ノベルス創刊40周年ということで、

オマケの「特別書き下ろしショートストーリー」も、

松本救助さんのイラスト入りで書かせていただきました。

5月には、講談社文庫『古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲』が上梓されました。

「古事記異聞 出雲編」最後の文庫です。

こちらも(内容とは裏腹に笑)松本救助さんのとても可愛らしい表紙です。

 

「メフィストリーダースークラブ・ショートショート」に

「晦日の月猫」という掌編で参加させていただきました。

大勢の作家さんのオムニバス形式だったのですが、

「最初の一行だけ決まっている」という

(星新一さんの『ノックの音が』のような)

とても面白い企画でした。

8月には、もう20年も前に書いた、

『試験に出るパズル』が

「Quizknock×講談社文庫フェア」の

「ふくらPチョイス」として選ばれ、

懐かしく店頭に並びました。

ふくらPさん、ありがとうございました(^^)

9月には、講談社文庫『QED 優曇華の時』が

上梓されました。

こちらはご存知(?)安曇野・穂高、

そして安曇族や隼人たちの話です。

11月には、講談社ノベルス、

『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』が上梓されました。

前回で「出雲編」を終了して、

ここからは「伊勢」に移ります。

今まで「QED」で伊勢に関して書いたことに加えて、

少し衝撃的な新しい発見があったので、

「古事記異聞」として書いてみました。

12月には再び「メフィストリーダースークラブ・ショーショート」に

「女帝の憂鬱」という掌編で参加させていただきました。

こちらの最初の一行は「嘘をついたのは初めてだった」でした。

おそらくは日本史上最大級と思われる「嘘」の話を

書かせていただきました。

果たして次のお題(?)は何なのでしょうか。

またぜひ参加させていただこうと、

楽しみに待ち構えています(^^)

 

そして――――来年ですが、

1月には講談社文庫『試験に出ないQED異聞』。

2月には「メフィストリーダースークラブ」のオムニバスに「晦日の黒猫」。

来年は作家デビュー25周年を迎えるので、

講談社からは「特別記念書き下ろし」

「QED 第26弾(多分……)」

新潮社からは「小余綾先生シリーズ」

などなど+αで上梓される予定です。

ぜひ懲りずに(?)来年もよろしくお願い申し上げます。