- NEW BOOK -

江ノ島奇譚
発売日 : 2025年07月15日 定価 : 737円(本体670円)
「目も鼻も口も耳もない、ぺろりとした顔のそいつが、いつも出てくるんだ」怖いものなどない破戒僧の勝道だが、なぜか「ぬっぺっぽう」だけは恐ろしかった。

QED 恵比寿の漂流
発売日 : 2025年01月16日 定価 : 1,100円(本体1,000円)
対馬。海神の島、神の坐す島。数多の神社仏閣に守られるその島で起きた奇怪な殺人事件。一人目の被害者は皮袋に入れられていた。二人目は小舟に乗せられていた。共通するのは、首を切り落とされていたこと。三人目の被害者は発見時には息があり、「さいきょう、くぎょう」と言い残した。ダイイングメッセージに託された事件の真実と本質を膨大な知識と推理力で桑原崇が解き明かす!
- BOOK INTRODUCTION -
ESSAY
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『QED 恵比寿の漂流』
2025年01月16日
全く個人的な話から始まってしまうのですが、 この作品を書いている間に我が家の「庭猫」のグリ――、 本名(?)グリザベラが、あの世に旅立ちました。 ある日突然、素肌も見えるような悲惨な毛並みで 我が家の前に現れたため、妻が […]
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「源平合戦はなかった。ゆえに、公暁は供養されなければならない」
2024年06月29日
たまたまなのですが最近、「公暁供養塔計画」https://x.com/kgy_project なるプロジェクトがあるということを耳にしました。 ご存じのように「公暁(こうぎょう)」は、近年まで […]
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『猿田彦の怨霊――小余綾俊輔の封印講義――』
2023年12月23日
今回のテーマは「猿田彦神」です。 そして小余綾俊輔シリーズなので陰惨な殺人事件は何も起こらず(笑) 1冊丸々「猿田彦神」を追いかけます。 みなさんは「猿田彦神」をご存知かと思いま […]
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今年もありがとうございました。
2022年12月30日
2022年もいよいよ押し詰まってきましたが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。 久々の「Essay」ですが、 たまには(?)一年を振り返ってみようと思います。 1月には(正確には2021年末発売の) 「小説現代1・2月合併 […]